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我が家では、ふーちゃんのために
「お花」を買ったことはありませんでした。
だって「花より団子」でしょ( ̄~ ̄)
ふーちゃんが初めてお花をもらったのは
去年の12/29の、16歳のお誕生日の日。
(2012/12/29撮影 ぬのかわ犬猫病院にて)
お誕生日がたまたま診察日だったので
主治医の池田先生から、がんばってるふーちゃんにって
小さな花束を頂きました。
ありがとうございました。
私が初めてふーちゃんにお花を買ったのは
お葬式に行く時。
じっくり1本1本選んだ。
自分じゃ買わないような
高くてりっぱなお花も混ぜてみた。
1本1,000円以上するやつとか。
なんだろ、動かなくなってしまって
してあげられることが何にもなくってしまって
花を買うだとか、ちょっとした
「してあげられること」があると
悲しい中でも、少しだけ嬉しくてさ。
そしてお葬式の翌々日、宅急便が。
差出人は、shimicciさん。
「くまポメ!CAFE☆」という
人気の犬ブログを書いている人であり
公私ともに、とてもお世話になっている人。
(ピッポ&マル/ブログから黙って拝借させて頂きました)
お葬式の翌日には
「さようなら、おイヌさま」という記事を書いてくれています。
その上、お花まで届けてくれた。
本当に本当にありがとう。
ふーちゃんきっと、クンカクンカしてると思います。
記事も、コメント書けなかったけどとても嬉しかったよー。
彼女とは、私が月に数回お手伝いしている会社で出会い
互いにワン連れの日もありました。
当時の記事はコチラ→おイヌさまの出勤詳細
お互いに犬ブログをしてはいるけど
普段、コメントしあうわけでもなく
だけど、一緒に心を痛めてくれてるんだと思うと
ありがたい気持ちでいっぱいになりました。
「おイヌさま」を読んでくれている皆様も
ワンを見送ったことのある人
そう遠くないいつか、その日を迎えるであろう人
ワンはいないけど読んでくれている人
私を心配してくれてる知り合い
いろんな人がいると思います。
ブログ村の応援ボタンをクリックしてくれる人や
暖かいコメントを書いてくれてる人はもちろん
アクセス数を見れば、コメント書きはしないけど
黙って見守ってくれている人が大勢いることがわかるよ。
コメントもクリックもアクセスも
全部全部、ふーちゃんへのお花みたい。
ありがとうございます。
それからみんな
「頑張って」とは言わないでくれてる。
ただただ、一緒に付き合ってくれてる。
心を込めて、ありがとう。
何度文字で書いてみても
この気持ちがブログに表現できなくて
それがとてももどかしいです。
ふーちゃんは去年の8月に
15歳半ばにして皮脂腺腫の手術を行いました。
命にかかわる腫瘍ではなかったけれど
腫瘍が裂けてしまったので
そのままにしておけば、以降の生活は
始終、患部の激痛に煩わされることになる。
年令的にも体力的にも
全身麻酔のリスクはかなり大きかったけど
手術をしたんでした。
(2012/10/21撮影)
あれは、やっておいてよかったと思う。
外的なものだったしね。
だけど、その後の感染症あたりから
具合が悪くなった際、今までみたいに
治療することに疑問を持つようになった。
(2008/2/10撮影)
老いがきていたので
治療して回復しても、またどこか悪くなる。
毎度毎度よくなってはくれるんだけど
全身状態としては
3歩後退して2歩前進、という感じ。
それはこの1年の間、何度か思っていて
それがずいぶんと歩を進めてきてるなと感じてた。
(2007/6/3撮影)
老化は治療できない。
そろそろ自然に任せたほうがいい時期なの?
と思うようになったんだよね。
過去記事に
「ちょっぴり寂しい話」というのがある。
その記事からほぼ5年。
5年も、といっていいと思う。
これが10年だったとしても
別れはつらいし悲しいのは同じ。
我が家では、ふーちゃんを
けっこう野生児扱いしていたつもりでした。
(人からみたらきっと違うんだろうな)
およそのワンにガウガウ言われても
ふーちゃんが自分で決着つけるまで
手出ししないようにしてた。
サロンもたまーにしか行かない。
だいたい私が素人カットをしていたので
ほとんどがトラ刈り。
そういえば、洋服を着せるのも
はじめは好きじゃなかったんだよなぁ。
目覚めちゃったのはこのコート。
旅立ちの時に持たせたコートです。
しかし、すっごい睨んでますね~(汗)
これを買ってから洋服に抵抗がなくなった。(私がね)
コスプレ気分で買ってたこともあったので
りんごのスヌードはたぶんその頃じゃないかな。
りんごちゃんの画像はいくつかあるけど
後姿の画像は珍しい。
みんなに「可愛い可愛い」言われてたから
すぐにふーちゃんもイヤがらなくなった。
毎日欠かさずブラッシングして
手作りゴハンに耳リボン、お誕生日には
ワン専用のケーキを注文して。。。
なんてことはしなかった。
毛玉いっぱいなのに
ブラッシングできなかったこともあったし
耳にリボンのついた画像も見当たらない。
だけど、仕事以外の時は
どこに行くにもほとんど一緒。
車で、飛行機で、時には電車で。
北は秋田から南は熊本まで。
寝るのも一緒。お風呂も一緒だった。
俗に言う「蝶よ花よ」とは違うし
もともとそうするつもりはなかった。
我が家なりのやり方で16年。
人間の勝手だと思うけど
ふーちゃんも楽しんでくれてたって思いたいよ。