つぶやき

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結局ふーちゃん
1/18(金)夕方に発作を起こしたものの
そのまま翌日の朝まで寝続けていました。

翌日の1/19(土)、朝は普通に起きて
特に気分が悪そうでもなかった。
(気分が悪いと顔を上げない)
ま、前日も発作まではそうだったので
多少の不安はあったものの
だからといって病院に駆け込んでも…。
そもそも病院は何がしかの処置をする所。
おそらく行けば、「どうしますか?」と
聞かれるんだろう。

治療か、決断か。

結局、その日はNヤンも仕事だったため
1日家で様子を見ることに。
で、病院へは翌日に一緒に行って
もうすぐなくなる点滴を受け取りついでに
先生と話をしよう、ということになりました。
でも、1/20(日)に病院へ行ってみたら
主治医のイケダ先生、なんと51人待ち。
「月曜の朝ならゆっくり診れるんですが…」
と言われてその日は帰宅することに。
そしてその夜、2度目の発作を起こしました。

なんとなくイヤな予感がして
ふーちゃんのベッドごと、膝に乗せて
ぼーっとテレビを見てた時。
突然手足を突っ張って目を見開いて
金曜日とまったく同じような状態。
いかせてやりたい、だけど
触ったり声をかけたりしたら
いこうとしてるのに呼び戻すことになるんじゃ?
すごい葛藤してましたが
結局は声をかけ、体に触れていました。。。
そして、ふーちゃんは金曜日同様に
また眠ったんです。

1/21(月)、いてもたってもいられなくて
朝一番で病院へ行きました。
病院は夜間診療もしてるんですが、日曜の夜は
イケダ先生はいないことはわかってた。
私、どうしてもイケダ先生に診てもらいたかったんですよ。
たぶん最後の診察になるだろうと思ってたから。

少し待って、やっと診察室に呼ばれた時
ふーちゃんはわりと落ち着いてました。

シーズー犬

ここ数日のことを先生に説明すると
「本当にすごい生命力です。
だけどもう、もってもあと数日だと思います。
ふーちゃんは何かし残したことがあるのかも」と。
一旦ふーちゃんを奥に連れて行き
今日自宅で行う分の点滴をしていただいてから
今後の話をしました。

その時を迎えたら夜中でも病院に連れてきてほしい。
ふーちゃんのことはスタッフ皆よく知っているから
可能ならば、旅立ちの手伝いをさせてもらえると
嬉しい、と言って下さいました。
イケダ先生は週の半分くらいしか病院にいないけど
今夜は当直で一晩中いらっしゃることも聞きました。

「イケダ先生に会いたくて頑張ってたのかもしれませんね」

私がそう言うとイケダ先生は
少し嬉しそうにはにかんで、涙をぬぐっていました。

会計を待つ間、お世話になった看護士さんが
「さっきは別のコをシャンプーしてて会えなかったんです」
といって、ふーちゃんに挨拶しに来てくれました。
それを聞いて、他の看護士さんや先生方は皆
きっと点滴中に挨拶してくれたんだろうな、と思ったら
待合室なのに人目もはばからず涙があふれた。

その後、病院を出て車に乗った途端
ふーちゃんの呼吸が荒くなりました。
発作の時と少し違ったので、駐車場で少し様子見。
だけど病院に戻るってことがどういうことなのか考えて
慎重に運転をしながら自宅へ戻りました。
自宅に付いた途端に例の発作が始まったのでNヤンに電話。
少しして、おさまったものの
Nヤンが会社を抜けて戻ってきたときにまた発作。
もうそろそろなんだな、と思いました。
また落ち着いてきたのでNヤンが会社に戻るという時。

「ふーちゃん、Nヤン会社行くって」というと
まるで頷いてるみたいに
首を小さく縦にカクカク動かしました。
「聞こえてるんだね、行くってわかってるよ」
といってまた泣いて。
見送りのため、ベッドごとふーちゃんと玄関へ行って
Nヤンに「最後になるかもよ、心のこりはない?」
というと、Nヤンはふーちゃんの体を
くしゅくしゅっと触って振り切るように会社に戻りました。

その後、ふーちゃんと二人で横たわったまま
撫でたり話しかけたりしてるうちに…。
いつのまにか私もふーちゃんも寝てしまってました。
気が付いた時は17時過ぎくらいだったと思う。
で、ぼーっとしながら、なんだかんだこのまま
まだまだ大丈夫なのかもしれないなぁ…。
なんてことを思っいながらそばで体に触れてた時。

また発作が起きました。
発作の度に、声をかけたり触れたりすることに
毎回葛藤してて、だけどせずにはいられなくて
今回もやっぱり同じで、しばらく声をかけたり
身体を触ったりしてたけど、今度は思い切って
ガリガリになったふーちゃんの体を抱き上げました。

ふーちゃん、いっていいんだよ
ありがとうね、もう頑張らなくていいんだよ

そう言って抱きしめました。
だけど、やっぱりこうすることで
いけなくなっちゃうんじゃないかって思いが強くて
そっとふーちゃんの体を置きました。

そしたらね、今度は動かないんですよ。まったく。
痙攣もしてない。しばらく見ててても動かない。
今まで掌で確認できてた心音も感じない。

ああ、いけたんだ
ふーちゃん、やっといけたんだね

いってしまった、ではなくて
いけたんだ、と思ったんですよ私。

シーズー犬

Nヤンに連絡したのが18時5分でした。
病院にも電話。
ふーちゃんは、みんなにちゃんと挨拶をして
最後の最後には、お世話になったイケダ先生に
旅立ちの支度を手伝ってもらいたかったんだね。
今夜が当直だって言ってたもんね。

こんなことは、人間が都合よく
後付けで思ってるだけかもしれないけども。

だけどもっと言えばこの時、今までの発作までもが
何度も何度も振り返って
手を振ってくれてるみたいだったなぁ、って。

なんかね、そう思いたいじゃないですか。



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